『第5回和菓子甲子園』結果発表!!

2014年8月22日、第5回和菓子甲子園が辻製菓専門学校(大阪市阿倍野区)にて開催されました。

『和菓子甲子園』とは…和菓子店経営者団体「大阪府生菓子青年クラブ」が運営する
若い世代への大阪発和菓子文化の継承を目的としたプロジェクトです。
将来の和菓子職人の発掘。新しい和菓子の発見。若い世代を中心に未来へ和菓子の文化を残していきたい!残していかなければならない!!そんな強い想いで毎年開催されています。

野球でも熱い戦いが繰り広げられていますが、こちらも負けていません。
テレビ局・新聞社・雑誌関係などの多数のメディアの取材があり、
書類選考の一次審査を通過した12組の高校生達が
今回のテーマ『お米と豆を使った和菓子』を題材に腕を競い合いました。

実技では、時間内に作品が完成せず、思わず涙する選手もいましたが、落ち着いて綺麗に仕上げれば大きな減点にならないことが伝えられ、最後まで一生懸命頑張る姿が感動的でした。

各チームが5分ずつ、審査員の前でそれぞれに工夫をこらし、作品のプレゼンテーションを行いました。
パネルを使ったり、決めのポーズを入れたり、presentation楽しくも緊張感の漂う審査会場でした。


会場内には取材のテレビカメラも入りましたが、マイクを向けられても動じることなく笑顔で話すところはサスガ平成のメディアっ子たちですね。

ドキドキの結果発表は
見事、グランプリは三連覇で、三重県立相可高等学校でした!おめでとうございます。
作品のタイトルは「伊勢から江戸へ~栗と餡~」です。syugoとても、完成度の高い繊細な作品です。



審査結果詳細はこちら★
温かい拍手に包まれた表彰式の後は、全作品を参加者全員で試食し、苦心の味を皆でかみしめました。
どの和菓子も大変美味しく、完成度の高いものとなっており、回を重ねるごとに着実に進化していることを実感することができました。
素材へのこだわりや健康面への配慮など、すぐにでも店頭に並べたい和菓子も多数見受けられ、
商品化に向けて、大きな期待が寄せられることでしょう。tasting