6月29日（水）OPEN≪ラ・メゾン・デュ・ショコラ≫＠髙島屋大阪

こんにちは!6月27日（月）に髙島屋大阪店にて開催された、ラ・メゾン・デュ・ショコラのプレオープンイベントに参加してきました☆新作のショコラはもちろんのこと、仕事に対する情熱や、ラ・メゾン・デュ・ショコラの”秘密のお話し”もたくさん伺うことができましたのでご紹介します。

いよいよ明日、29日（水）髙島屋大阪店にOPENするLA MAISON DU CHOCOLAT ~PARIS~（ラ・メゾン・デュ・ショコラ）。バレンタインなどの催事場で見かけないことがないほど人気がある”ラ・メゾン・デュ・ショコラ”は今年で約40年の歴史を持つパリで人気の高いショコラ専門店です。今回の髙島屋大阪店のブティックは日本で第7号店目となります。（日本の1号店は1998年・東京／青山）

今回のOPENに合わせて来日された、ラ・メゾン・デュ・ショコラで20年・シェフ・パティシエを務められているアレックスシェフに貴重なお話しを伺うことが出来ましたので、いくつかご紹介しますね。

≪ショコラの製法≫
ラ・メゾン・デュ・ショコラの”ショコラ”の作成において1番大切にされていることは、カカオ豆のパーセンテージではなく…『ブレンド』だそうです。つまり、どのカカオ豆をどのように、どんな素材と組み合わせるかでショコラの風味に変化が起こるということです。例えば、ワインで説明すると、ワインに使用される蒲萄のパーセンテージより、このワインが、どこで、どのようにブレンドされたのかが気になるのと同じ原理なのだとか。ショコラも同様、沢山の種類があるカカオ豆をどのようにブレンドするのかが、ポイントになるようです。
そして、もちろん、ショコラと合わせるバターやクリームもカカオ豆のもつ香りを邪魔しないように、なるべく乳脂肪分が低くいものを選び、通年同じものが手に入るように牧場の牛たちにまで気を遣う徹底ぶり。年中同じ美味しさのショコラを私たちへ届けるための惜しみない努力を深く感じました。

≪受け継がれるもの≫
ラ・メゾン・デュ・ショコラの創業者である、ローベン・ランクス氏は30年以上ショコラの伝統的手法を守り、また多くの人々に感動を与えてきました。今は亡き彼が大切にしてきたことの1つに、『チームワーク』が挙げられていました。クリスマスには一週間で約8,000個のデコレーションケーキを作ったり、本店で1番人気のエクレールはなんと多い日で1日に600本を完売してしまうような過酷な状況の中でも、チームワークのあるラ・メゾン・デュ・ショコラのシェフたちは団結して心からお客様へのお菓子作りができる環境にあるといいます。その理由はお菓子を作るシェフである前に、スタッフ一同が普段から家族のような関係を築いていること、そしてその関係性をとても大切にされているからだそうです。目に見えない情熱や人間関係も、きちんと向き合い、伝え合うことで築かれていゆくのですね。

では、お待ちかねのショコラをご紹介します★

≪おすすめショコラ≫
◆◇ボンボン・ドゥ・ショコラ◇◆
新作のボンボン・ドゥ・ショコラは、ショコラの新しい食感を追及するために、今までの製法を覆す特別な製法で作られています。通常、ボンボン・ショコラを作るときは、中のなめらかなクリーム状のチョコレート（ガナッシュ）にする部分は空気を抜きながら、バターやクリームと合わせていく製法が用いられるそうなのですが、この空気を抜く作業を行うことによって、カカオの持つ風味やフレーバーも空気と一緒に抜けてしまうそうなんです。そのことに気が付いたシェフたちは、空気を残しながらガナッシュを作る製法を考えて、ショコラのサイズが小さくても、香りやフレーバーのインパクトのあるショコラを生み出すことに成功しました。いつまでも口の中にカカオの余韻が残る、渾身のショコラをぜひご堪能ください。
●ノアールフュガス／まろやかな甘さに、すっきりとした後味。絶妙な味わいのダークチョコレート。
●アプソリュフランボワーズ／フランボワーズ（木いちご）の香りとミルクが軽やかに香る、甘めのテイスト。
●スッフルシトロン／ライムとレモンが爽やかに香り、程よい酸味が効いたサマー向けチョコレート。
●エクラプラリネ／キャラメリゼされた香ばしいアーモンドとヘーゼルナッツのダークプラリネ。カリカリの食感も楽しめます。
●ニュアンスラクテ／クリーミーなミルクたっぷりのチョコレート。甘ったるくないテイストです。