大阪二六会 創立80周年記念式典

こんにちは!遅くなりましたが…先日、6月27日に帝国ホテル大阪で開催された菓子研究団体 大阪二六会の創立80周年記念式典の模様と大阪二六会の歩みと歴史をご紹介します。

記念式典には約270名が集い、緊張の中、大阪二六会副会長 西村欣祐氏の開会の辞、大阪二六会会長 西尾智司氏の式辞で始まりました。
また、午前中には第7回技術コンテストの審査も行われました。

 

 

 

 

 

 

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★奈良の人気和菓子店、“梅ぞの”さんのお菓子もいただきました!★

 

 

大阪=和菓子というイメージはなかなか結びつかないですが、実は、茶道と共に発展をしてきた和菓子は、大阪・堺が生んだお茶文化と強い結びつきがあり、現在もお茶会用のお菓子としての需要が高いそうです。

大阪の豊かな食文化の1つである「和菓子」の歴史に寄り添ってきた二六会の歴史をご紹介します。

<和菓子研究団体大阪二六会の始まり>
1935年≪昭和11年5月≫菓子の持ちより会有志により、活動が始まりました。(精魂堂社長、山瀬きく女史により活動を開始。)戦時中はなかなか活動をすることが難しい時期もあったようですが、戦後から今も変わらず、互いに技術を高め合うこと、また若手教育に焦点を当てた活動をすることで全国に二六会は広がっていったそうです。ちなみに、“二六会”という名前の意味は毎月の商いの締め日が25日、その翌日の26日ならみんなが集まりやすいのではないだろうか。という提案から、毎月1回の定例会を26日に開催したことが由来だそうです。

 

<現在の活動>
定例会では主に、会員が作品を持ち寄る発表会と技術講習会を開催。毎月のテーマに合わせたお菓子の研究が行われています。また、私たちの身近なところで開催される全国菓子博覧会や、食博覧会大阪などのイベントでも活動をされています。このような活動の報告は年に4回発行される「会報誌」で発信されています。

 

<今後の和菓子>
今日、和菓子にもバターや生クリームなどが使用されるなど、和洋の垣根を超えたスイーツが登場する中で、伝統も守りながら、今後も大阪のお菓子を見守っていく二六会の活動に期待が膨らみます。

 

2016/07/21