第8回「人気パティシエさんに学ぶスイーツ講習会」を開催しました!

1月16日、兵庫県洋菓子協会(神戸市灘区)にて、「第8回人気パティシエさんに学ぶスイーツ講習会」を開催しました。今回の講師は、「菓子工房ボックサ ン」のオーナーシェフであり、神戸マイスターである福原敏晃氏です。ケーキ教室の先駆者的存在であり、大手前製菓学園で講義されている福原氏は、軽快な トークと完璧な手際で実に内容の濃い講習を繰り広げて下さいました。

ベールに包まれたメニューは、アールグレー風味のミルクチョコレートムースを、粉を使わないザルツブルグ生地で巻き上げた繊細かつ手の込んだロールケーキ でした。そして、生チョコのサプライズと、秘伝のレシピによるパールシティ・マドレーヌのデモンストレーションもあり、まさに盛りだくさん!限られた時間 内で出来るのだろうか・・・?などと不安に思うヒマもなく、知らない者同士でもテーブル一丸となってどんどん手を進めていきます。しっかり試食タイムも交 えながら、立派なロールケーキが出来上がり、帰りのお土産袋はどっさり!!と嬉しい尽くめでした。

★福原シェフのパワーに押されて、自慢の1本出来ました!

「お店と同じレシピで、ご家庭でも同じ味を!」というお気持ちからお店でもケーキ教室を開催されている福原氏。今回の講習会でも、分量はもちろん、どこのメーカーのものかも厳格に指定して講習して下さいます。きっちり味を再現するためには大切なことですね。

「お菓子作りは楽しまないといけない。私も教えながら楽しんでいる」という福原氏。おひとりで3人分くらいのトークを交えながら、スピーディーに説明が進 みます。青木定治さんや「エス・コヤマ」「レーブドゥシェフ」等々、たくさんのシェフ仲間の名前が飛び出すエピソードも楽しい!つい笑っていると、さっそ く実技スタートで参加者もエンジン全開。万が一、失敗しても大丈夫なようにとたくさんの生地を焼いてきて下さった福原氏。さすが!としか言いようがありま せん。しかし、限られた時間内で焦りながらも、妥協せず取り組んだお陰で、全テーブル上手にザルツブルグの生地が焼けました。

自分のケーキを巻き上げる前に、シェフが作られたロールケーキと、絶品な口当たりの生チョコ、焼きたてのパールシティ・マドレーヌを試食しました。うーん、幸せっ!!思い思いの飾り付けをしたロールケーキに、皆さん大満足そうでした。

「繰り返しやることが大切!」というシェフの言葉通り、ぜひお家でもトライしたいですね。今回のお土産は、フランス・マトファー社のホイッパー。メンテナ ンス・システムが素晴らしいこのホイッパー。孫の代まで使える優れものですよ。ボックサンの焼き菓子まで頂き、今回も贅沢な講習会となりました。何よりも 福原氏のパワフルなレクチャーぶりに感動した3時間でした。